MMD研究所は8月16日、NFT(非代替性トークン)に関する調査結果を発表した。NFTを知っている人は全体の30.8%、「現在保有している」と回答したのは3.2%となった。性年代別で見ると、保有している人の割合が最も高かったのは男性20代(n=532)で9.0%だった。
「NFTの保有経験がある」と答えた409人に、NFTを保有している(していた)理由を複数回答で聞いたところ、「ゲームに参加するため」が26.4%と最も多い結果に。次いで「話題になっていたため」と「好きなアーティスト・クリエイターの商品を保有するため」が同率で24.6%となった。
また、保有経験のあるNFTジャンルを複数回答で聞くと、「スポーツ」が41.2%で最多になり、「漫画・アニメ」が39.2%、「音楽・芸能」が34.0%と続いた。MMD研究所は「上位3位のジャンル以外の所有も3割程度あり、あまり保有しているジャンルに偏りがない」と指摘している。
NFTを認知しているが未保有で、保有に興味がある513人に、保有したいNFTジャンルを複数回答で聞くと、「漫画・アニメ」が38.2%と最も多く、次いで「デジタルアート」が33.5%、「音楽・芸能」が31.9%となった。
調査対象はスマートフォンとタブレット、PCいずれかを所有する15歳〜69歳の男女6763人。調査期間は6月29日〜6月30日。
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