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Amazon、次世代配送用ドローンを披露 25%静かになり、小雨でも働く

» 2022年11月11日 14時17分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Amazon.comは11月10日(現地時間)、無人航空機(UAS、いわゆるドローン)輸送サービス「Prime Air」向けの次世代ドローン「MK30」を披露した。

 2019年に披露した先代よりも軽量・小型になり、航続距離が伸び、小雨でも飛行できるようになった。


 また、プロペラを改良し、騒音を先代より25%低減することに成功したとしている。Amazonのドローンは、地上数百フィート(1フィートは約30cm)を飛行し、顧客の玄関先などに降下・着地する。「われわれのドローンは、典型的な近所の騒音より静か」という。

 drone 1 「MK30」(画像:Amazon)

 AmazonがPrime Air構想を発表したのは2013年のことだ。当時、早ければ2015年にスタートする計画だった。現在は複数の地域でテスト飛行中だ。年内にはカリフォルニア州ロックフォードとテキサス州カレッジステーションで(現行モデルで)「最初の配送を実施する」としている。

 drone 2 初代ドローン(画像:Amazon)

 MK30は2024年に就航の予定だ。

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