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見せてもらおうか、ソニー「α7R V」の実力とやらを 待望のスチル機が超レベルアップ荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/7 ページ)

» 2022年12月17日 13時55分 公開
[荻窪圭ITmedia]

チルトとバリアングルが合体したマルチアングルモニター

 もう1つの特徴はEVFとモニター。

 EVFは大きくて見やすい約944万ピクセルだ。

EVFは約944万ピクセルで大きくてクオリティーは高くディテールまで分かる

 そして背面モニターはチルト式とバリアングル式が合体したマルチアングル式。これが素晴らしい。

 チルト式の機構の上にバリアングル式のモニターをのっけた構造だ。世界初……じゃなくて実はパナソニックの「DC-S1H」が似た機構を搭載しているけれども、斬新で有用なことに変わりはない。

背面モニターをチルトさせたところ
チルト機構の上にバリアングルモニターが載ってるのでさらに開いて回せる

 構造としてはこんな感じだ。

横から見たところ。チルト機構の上にヒンジを持つバリアングル機構が乗っているのが分かる

 もちろんチルトせず横に開いて普通にバリアングルモニターとしても使える。

チルトさせないでバリアングルだけ使ってるの図

 チルト式のメリットは光軸がずれない、ワンアクションで開ける、開いたときストラップが邪魔にならないなど。

 逆に、縦位置では使えない、取れるアングルに限界があるなどの欠点はある。

 バリアングルは逆にモニターが360度回転するのでより自由度が高いし、ひっくり返して収納することができる。

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