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見せてもらおうか、ソニー「α7R V」の実力とやらを 待望のスチル機が超レベルアップ荻窪圭のデジカメレビュープラス(6/7 ページ)

» 2022年12月17日 13時55分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 で、両方を組み合わせれば全部のメリットを享受できるというわけだ。チルト式がいいけど、モニターが不要な時はひっくり返して収納したいという声も聞くが、そういう人もこれなら問題あるまい。

チルト式なのでローアングル写真をさっと撮りたいときも簡単に(24-70mm 24mm 1/60秒 F2.8 ISO1600)
午後の陽射しを浴びる薔薇をフィーチャーしたオブジェ。しゃがんでファインダーを覗かなくても腰の高さに構えてさっと撮れるのは楽(24-70mm 70mm 1/2000秒 F2.8 ISO100)

 なお、操作系はα7 IVと同じと思っていい。

上面から。右肩に電子ダイヤルや撮影モードダイヤルが集中している。α7 IVと同じデザインだ

背面から。モニター右上にあるのはマルチセレクタで親指で操作しやすい

 電子ダイヤルは前に1つ、上部に2つ、背面にロータリーダイヤルと全部で4つあり、さらにスティックやカスタマイズ可能なボタン類(C1〜C4)がある。

 機能が増えていて細かく設定できる分、使いたい機能にすぐアクセスするには細かなカスタマイズが必要になるわけで、どうカスタマイズするかは悩みどころかもしれない。

小さいが高速なCFexpress Type Aカードとお馴染みのSDカード。どちらでもOkだ

 メディアはデュアルスロットで、どちらもCFexpress Type AとSDカードの両方に対応している。CFexpress Type AはSDカードに比べると高価だが高速であり、4K以上の動画を撮る人やRAWで連写する人(何しろ画素数が多いのでファイルサイズも巨大になるのだ)にいい。

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