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見せてもらおうか、ソニー「α7R V」の実力とやらを 待望のスチル機が超レベルアップ荻窪圭のデジカメレビュープラス(7/7 ページ)

» 2022年12月17日 13時55分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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動画は8K対応

 静止画中心のカメラという印象で書いてきたけど、α7シリーズなのでもちろん動画撮影機能も充実しており、最高で8K(24fps)までいける。

 今回は4Kでアオサギを撮ってみた。

 レンズは100-400mm。

 3本の動画をつないだもの。真ん中の1本はスローモーションで撮影している。

4K/30fpsで撮影したアオサギの動画をつないだもの。レンズはFE 100-400mm。簡単な三脚使用

 動画用の設定も充実しており、静止画・動画・S&Q(スロー&クイック)を切り替えて撮影するという最近のαシリーズ共通のインタフェースだ。

 でもやはり、α7Rシリーズは動画より静止画に軸足を強く置いたカメラだと思う。

 フルサイズで6100万画素ならではの解像感を見せてくれるし、高感度特性も階調の滑らかさもいい。

 価格的にはこのご時世ということもあってかα7R IVの発売時よりかなり上がっており、本体の質量もα7R IVに比べると50g以上重くなるなど、全体にヘビーになっているのでそこは悩ましいけれども、電子シャッターや高速連写を多用するならα1、じっくり高画質な写真を撮るならα7R Vなんだろうなと思う。

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