いやあ、とうとう出ましたソニーの「α7R V」。「α7R IV」が2019年の発売なので、あれから3年。α7シリーズの製品サイクルとしては長いわけじゃないのだけど、より待望感が強かったのは昨今のソニーの新製品群を見ると分かる。
最近のαは「α7C」も「α7S III」もα7 IVも背面モニターがバリアングル式で、写真と映像の両方を睨んだカメラだった。さらにVLOGCAMやプロ向けのCinem Lineカメラ「FX30」の投入など、映像に力を入れてるなという印象が否めなかったのである。
写真も映像も、という人にはいいが、写真がメインな人はもうちょっと写真・静止画にも力を入れてくれと思っていたに違いない。
そこに登場したα7R VはRシリーズに相応しい、写真機として超レベルアップしたカメラだったのだ。機能も使い勝手も、そして画質面でも大きくバージョンアップしてきたのである。
α7R Vは前モデルと同じく6100万画素の高画素センサー。
画質面ではもういうことない感じ。ディテールの描写力もさることながら色のリッチさも階調の滑らかさも良い。
どこまで性能を引き出せるかはレンズにもよるわけだが、今回は24-70mm F2.4 GM IIというハイエンドレンズを使ったけど、これがまたいいのだ。
ではそれでちょいと3枚ほど。
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