デポジット契約更新直前に判明し、大きな被害になる前にデータ保持期間の調整をして、本来の費用感に戻すことができました。しかし、IaaS環境は本番、運用、検証、開発とすべての費用をまとめて処理しているので、どこにどのくらいかかっているかを定期チェックしないとまずいと自身の戒めになった次第。大事になる前に気がつけてたのはラッキーでした。
こちらはクラウドサービスのコストに関するトラブル。2022年は円安の影響もあって、ドル払いが必要なサービスの料金が高額になりがちでした。
本番環境へのリリースの自動化ができていないサーバで、上司が手順書、チェックリストなしで手作業でリリースしたとき、リリース対象とは異なるWebアプリのフォルダに資源を上書きコピーしてしまった。
前回のリリース資源のバックアップがあったのですぐに復旧はできたが、改めてチェックリストやリリース自動化の必要性を思い知らされた。
こちらは上長のケアレスミスが原因というトラブル。ミスを防ぐ仕組み作りの重要性を痛感します。
以上、本当にあったIT怖い話大賞2022の結果発表でした。「人の振り見て我が振り直せ」ではありませんが、気を引き締めるきっかけになれば幸いです。
背筋も凍るITホラー 気付いたら“野良SaaS”のコストが4倍に 「SaaSのお片付け」真っ最中のマネフォに現状を聞く
本当にあったIT怖い話 AWSの設定ミスで300万円のコスト超過、1日1回だったはずの処理が1分で160万回に 当事者に聞く反省点
10倍に膨れたAWS運用費をどう減らす? ユーザー急増のnoteが挑む「コスト削減作戦」の裏側
BigQueryのコストを抑えろ! DeNAが取り組む「BQドクター」の実態 1年で1600万円を削減見込み
クラウド活用が進まない中小の実態、原因は“社内カースト”に? 事例を分析Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR