続いて使い勝手。
大きく変わったのは電源スイッチの位置だ。
今まで電源スイッチがあった左肩のレバーは動画と静止画の切替えとなり、電源スイッチは後ろ電子ダイヤルの下に付けられたのだ。
グリップした右手の人差し指をちょっと動かせばオンオフできる非常に理にかなった位置。今までの左肩は左手で操作しなきゃいけなかったから、とっさの操作しづらかったのだよね。
今までの電源スイッチがあった場所が動画と静止画の切り替えになった。写真を撮ろうとスイッチいれたら動画モードにしてしまった、とかあるけどすぐ慣れるでしょう。
静止画・動画切り替えレバーができたことで、撮影モードダイヤルに動画ポジションがなくなった。
背面は前モデルとほぼ同じ。ただ、スティック状のマルチコントローラーはデザインが少し変わって操作しやすくなった。これはよい。
背面モニターはバリアングル式だ。
その他の進化点はHDR回り。HDR機能にHDR PQが用意されていたが、これはHEIFかRAWでの保存が必要だったなど気軽に使えるものじゃなかった。
今回は通常のHDRに3枚撮影して合成するDレンジ優先に加え、1枚の絵からHDRが像を造る「動体優先」が追加されたのだ。1枚の撮影で済むので動く被写体でもOkなのである。
実際にはISO感度を上げて露出アンダーで撮影することでハイライト部を残し、暗部を持ち上げてダイナミックレンジが広い画を作る、ってことをやっているんじゃないかと思う。
その違いはこんな感じ。
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