freeeは23年6月期からの3年間を、再投資フェイズと位置付けて、赤字を拡大させながら成長を優先させる青写真を描いている。第2四半期は、営業損益が14億5200万円の赤字となっており、しばらくは赤字幅を拡大させながら規模拡大を目指す。主な投資領域は、インボイス、人事労務領域、会計事務所向けチャネルだ。
10月にインボイスの山が来たあとは、人事労務領域の強化を進める。働き方改革から始まった労務規制は、4月の「賃金割増率アップ」以降は一段落するが、それに対応しなくてはいけない企業側のSaaSニーズは膨らむ見通しだ。
freee、請求書処理SaaSのsweeepを完全子会社化 インボイス制度開始に向け連携強化
無料でインボイス請求書を作れる「freee請求書」スタート 電帳法にも一括対応
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インボイス対応では統合型ERPに勝機 freee好決算、ARRは164億円突破
経理だけの問題じゃないインボイス制度の影響 混乱は事業部門にも? いまチェックしたい注意点
マネーフォワード クラウド会計 vs. freee会計(前編)Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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