「EOS R5/R6」以来、どんどん進化して完成度が上がっていくEOS Rシリーズにあって取り残されていたのが、初代「EOS R/RP」の2機種だ。そろそろリニューアルすべきと思っていたのだが、とうとうそれがかなったようである。「EOS R8」の誕生だ。
「EOS R5」と「EOS R6」がフルサイズで、「EOS R7」がAPS-Cサイズで、EOS R8がフルサイズで「EOS R10」がAPS-Cサイズってのは入り乱れて分かりにくいと一瞬思ったけど、「カメラのランク」と思えばいい。
EOS R7はAPS-Cサイズだけどある程度カメラを自分でコントロールして撮りたい人向けで連写に強い高性能なモデル。EOS R8はフルサイズだけどエントリー向けで気軽にフルサイズを楽しみたい小型軽量機という位置付けなのだ(たぶん)。
よって、そんなR8はどこがどうエントリー向け(キヤノンのWebサイトではエントリーモデルじゃなくてミドルクラスモデルだが)でどこがどう進化したのかに注目しつつ見ていきたい。
なお、今回は発売前の最終バージョンではない機材を試用しているのでご了承ください。作例も縦横半分のサイズになっております。
EOS R8はEOS RPの後継モデルといっていいデザインでコンパクトで軽い。フルサイズのEOS Rでもっとも軽量だったRPよりさらに24g軽くなってる。
上面から見ると、EOS RPゆずりの薄さではあるものの、操作系はEOS R6 Mark IIとほぼ同じだ。
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