メルカリは、昨年から続き現在も継続している物価上昇や、燃料の高騰による電気代やガス代の値上がりを背景に、「メルカリ」利用者を対象に「物価上昇とメルカリ利用に関するアンケート」を実施した。利用者の97%が物価上昇を感じており、そのうち95.6%が物価上昇によって生活に影響が出ていることが分かった。
総務省が発表した2023年1月の消費者物価指数は、前年同月比で4.2%の上昇幅、41年4カ月ぶりの高水準となった。23年1〜4月の間に7390品目が値上がりしている。また、大手電力会社10社中7社が、家庭向け電気料金の28〜45%の値上げを申請している。
物価高を乗り切るために「メルカリ」で購入したものを聞いてみると、1位は「服」(31.0%)、2位は「生鮮食品」(26.3%)、3位は「ホビーグッズ・雑貨」(23.8%)だった。
具体的に値上げを感じるものについて聞いてみると、「冷凍食品」「パン」「米」などの食料品が多かった。
新生活に向けて「メルカリ」購入したものを聞いてみると、1位は「服」(32.4%)、2位が「ホビーグッズ・雑貨」(17.9%)、3位が「子ども服・子ども用品・おもちゃ」(17.8%)となった。
特に、卒業式や入学式での入場制限がなくなったこともあり、「入学式で購入する靴や鞄」、「卒入園関係の服」などフォーマルスーツを購入する人が多くなった。「1日のために高額な買い物をしたくなかったので助かった」などの声も寄せられた。
調査は、「メルカリ」利用者3180人を対象にアプリ内で実施した。調査期間は2023年2月23〜26日。
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