楽天銀行は3月22日、東京証券取引所からプライム市場への新規上場を承認されたと発表した。上場日は4月21日を予定している。
有価証券届出書によると、売り出し条件は1株あたり1630〜1960円となっており、上限価格で計算すると時価総額は約3330億円規模となる。
上場にあたり555万5500株の新株を発行する。また楽天グループが合計5395万1300株を売り出す。需要を見ながら、446万3000株の第三者割当を行いオーバーアロットメントによる売り出しに充てる。
売り出しにより、楽天グループの持ち分は100%から約63.3%に低下する見込み。
なお同日発表した2023年3月期の業績予想は、売上高にあたる経常収益が13.4%伸びて1202億5500万円、経常利益が35.2%伸びて377億3800万円。1株あたり利益は162円43銭となっている。
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