PayPayは4月3日、給与デジタル払いの対応に向けて厚生労働大臣に4月1日付で指定申請を提出したと発表した。今後、PayPay残高として給与を受け取れるよう準備を進める。
給与デジタル払いは、これまで基本的に銀行口座と証券口座しか認められていなかった給与の振込先として、資金移動業者の口座を選択できるようになったことを指す。これまで議論が進められてきたが、省令改正で実現した。資金移動業者は申請を出し、厚生労働大臣の指定を受けることで、給与デジタル払いに対応できる。4月1日に、申請が可能になった。
給与デジタル払いでは、労働者の権利を守るため、いくつかの制約が設けられている。
今後PayPayは、厚生労働省による審査を経て、厚生労働大臣の指定を受けた後、サービスを開始する。PayPayで給与受取を希望するユーザーを対象とした先行利用受付を開始する予定だ。
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