「私たちはちょうど本日、自動車を5年間造らないという社内決議を行いました」
3月31日に開かれたHuaweiの2022年12月期決算発表会で、自動車製造参入について質問された徐直軍(エリック・シュー)輪番会長は食い気味に答えた。質問したのは中国テクノロジーメディアの記者だ。
Appleの主要サプライヤーである鴻海精密工業(ホンハイ)やスマートフォンメーカーのシャオミ(小米、Xiaomi)がEV製造に参入し、Huaweiもあとに続くのではとの観測は、この3年間度々浮上している。
昨年はHuaweiと地方の中小自動車メーカーが組んだ新ブランド「問界(AITO)」の新車種がヒットしたことで、業界の疑心暗鬼はさらに膨らんでいるようだ。
問界(AITO)の新車種「問界 M5 EV」。HarmonyOS 3を搭載するほか、10分で120km走行分の充電ができ、スマートアシスタント「Xiaoyi」で音声による各種操作に対応するという(出典:AITO、問界 M5 EV)
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