17mmはかなり極端な超広角なので個性も強く出て汎用性はあまり高くないが、これが24mmになるとかなり幅広く使えるようになる。
いやむしろ、多くのスマートフォンがメインカメラとして24mm相当のレンズを採用しているので、もしかしたら現在一番多くの人が使い慣れ、馴染んでる画角かもしれない。ちょっと前までは24mmが標準画角扱いってあり得なかったのだからすごいよね。
24mmともなると街のスナップ用としても風景用としても、ちょっとした遠近感を生かしたアイテムの撮影用としても幅広く使える。
こちらは昭和の頃によくあった短いアーケード街。なんとかストアーやなんとか市場って名前がよくついてた。
こういう狭い場所だと広角ならではの町スナップが似合う。
もう1枚風景もの。新宿西口の地下から夜の小田急デパートを見上げたもの。遠近感を生かした風景を撮れる場所。現在、小田急百貨店(画面右のビル)は再開発のため取り壊し中なので、その前の記憶をとどめるべくここに。
このレンズはけっこう寄れるので、近いものを撮るのにもよい。「形が重要なもの」には広角レンズならではの強い遠近感がもたらす形の歪みが邪魔をしがちだが、それが重要じゃない、あるいは多少の遠近感の強調は気にならないシーンなら、広角ならではの背景の広さを生かせる。
もう1つ広角で。近寄るとより迫力がある「すぐ近くでその様子を見てる」感のある写真だ。
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