最初のIシリーズは、45mm F2.8、その後に出たのが35mm F2とこの65mm F2だった。標準レンズの50mmより一足先にこのちょっとだけ望遠な65mmが出たのが面白い。
このくらいの中望遠になると、形がきれいに出て(特に人を撮るときは顔の形がきれいに出るのは大事だ)、1つの主題に注目させるのにもいい。
主題を際立たせやすいってことで、ちょっと怖い写真も1枚。とある神社の裏手に回ったら、無造作に猫を抱いた和服の女性の像が置いてあったのだけど、首がなかったのですよ。ちょっと怖かったので怖さをお裾分けです(いらんわ、といわれそうだけど)。
中望遠で撮るスナップって個人的にはけっこう好き。その時代を表す1枚を撮るのにいい。
そして最後はたまたま65mmでちょうどよくおさまった夏の雲を。実に夏らしいきれいな雲だったので。
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