なお、あまり話題にならなかったが、Lightroomは2022年6月のアップデートでビデオにも各種現像機能が使えるようになっている。動画は新版Lightroomのほうが対応がいいので、今度はこちらで見て行く。
動画に対しても、アダプティブプリセットが利用できる。ただし新機能であるアダプティブプリセットの「ポートレート」内の機能は、動画では利用できない。まだ動画ではパーツごとに抜き出してのフィルタリングは難しいようだ。
そのかわり、「おすすめ」をクリックすると、動画に適用できるプリセットを検索して、サムネイルで一覧表示してくれる。気に入った効果をクリックすれば、即時適用される。これを動画素材として書き出せば、ある意味Premiere ProやDaVinci Resolveなどより簡単に雰囲気のある動画を作ることができる。
動画関連の新機能としては、静止画の切り出し機能がある。切り出したいフレームのところで止めておき、画面上で右クリックすると「ビデオフレームを保存」というメニューがある。これを選択すると、このフレームの映像が切り出され、カタログ欄に並ぶ。これを「書き出し」することで、JPEGなどの画像として保存できる。
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