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リアルすぎる世界で写真撮影ができるゲーム カメラも“ガチ” UE5で伏見稲荷などを再現

» 2023年06月30日 13時24分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 米国のゲームスタジオ、Annapurna Interactiveは6月30日、リアルすぎる世界で、リアルな写真撮影を楽しめる新作ゲーム「LUSHFOIL PHOTOGRAPHY SIM 」を発表した。京都府の伏見稲荷大社のような神社や森、雪山、海辺、草原などをCGで再現。フィールドを自由に散策しながら、さまざまな機能を備えたゲーム内カメラで撮影できる。

photo リアルすぎる世界で、リアルな写真撮影を楽しめる「LUSHFOIL PHOTOGRAPHY SIM 」
ゲーム画面のスクリーンショット(Steamの販売ページから引用

 このゲームはオーストラリアのゲームクリエイターであるマット・ニューウェルさんが2019年から開発を進めているもの。ゲーム内の風景は全てUnreal Engine 5で制作している。マットさんは22年にも、傘をさして雨の中の神社を探索する映像をツイートしており、Twitterユーザーから「実写かと思った」「リアルすぎる」など話題を集めていた。

 ゲーム内カメラは、プロ用デジタル一眼レフカメラのさまざまな機能を再現。オート/マニュアルフォーカスやフラッシュ、露出、コントラスト、ホワイトバランス、絞り値(F値)、連写などを設定できる。他にもドローンやボート上で、空中や水上からの撮影も体験できる。光の角度や霧、雪、風、雨など気候の手動調整も可能という。

photo ドローンやボート上で、空中や水上からの撮影も可能

 同ゲームはSteamで配信予定。リリース日や価格は未定で、言語は英語のみ対応している。

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