　そこで第1弾として開発した「大人の流しそうめん KWS-B1」（実勢価格6698円）は、上部に氷のタンクを配置。そこを水が通過することで冷たい水でそうめんが流れるようにした。また360度どこからでもそうめんが取れるように、6つのポケットにそうめんをセットし、ゆっくり順番にそうめんが流れる仕組みを採用した。

　「ダイヤルを回すとプロペラが回転してそうめんが流れます。回転速度を調整することでそうめんがポケットから落ちるタイミングを調整できるんです。これなら奉行的な役割の人も一緒に食べられますし、大人数の場合は早く流すこともできます」（川出さん）

「大人の流しそうめん KWS-B1」（実勢価格6698円）。らせん状のコースの上に氷入れとそうめんを入れる6つのポケットを配置した

　これらのアイデアが受け入れられ、「大人の流しそうめん KWS-B1」は販売台数10万台以上を記録。18年の発売以降、現在も引き続き販売している。

竹を模した新デザインを採用

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