Live2D社は8月7日、教育機関向け支援プログラム「Live2D Education Aid Program」の拡充を発表した。同社のソフトウェアを貸与する対象を拡大。今後は、これまで支援の対象にしていなかった、高校の部活動などで同社製ソフトを使うケースでもライセンスを無償で貸与する。
同プログラムは2016年に開始。対象の教育機関に、イラストを2Dアニメーションとして動かすソフト「Live2D Cubism Editor」の有料ライセンスを無償で貸与している。これまでは課題研究を目的とする場合などを対象としていたが、今後はゲーム・イラスト・映像に特化した部活動や課外活動に使う場合にも貸与する。
プログラムを利用できるのは大学、高等専門学校、短期大学、高等学校、専修専門学校に加え、Live2Dが教育機関と認めた機関。対象の組織であれば、「Live2D」という語をカリキュラムの説明文に追加し、一般公開するという条件で、ライセンスを無償で利用できる。
同プログラムはすでに東京藝術大学や明治大学、デジタルハリウッド大学など300超の教育機関が利用しているという。Live2D社は「これまで、大学や専門学校を中心に利用されていた。しかし昨今、より若いクリエイターにおけるLive2Dの普及に伴い、高等学校からの問い合わせをもらうようになった」として、プログラムの対象を拡充したとしている。
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