メルカリの研究機関「mercari R4D」は1月28日、博士課程への進学を希望する社員を対象に、学費や研究時間の確保を支援する新制度「mercari R4D PhD Support Program」を導入すると発表した。週0日から週5日の間で勤務時間を選べるようになり、在学中の学費を全額支給するという。2月から導入を始める。
対象になるのは、メルカリグループに2年以上在籍し、直近の評価が一定の基準を満たす社員。研究分野は、今後の経済発展や社会的課題の解決につながるテーマであれば不問としている。初回は2022年秋季の大学院入学を想定し、2月に社内募集始めて、6月頃までに内定を出す予定だ。
この制度を導入したのはなぜか。同社は、社会人が再び学校で学び直す「リカレント教育」の機会が日本では少ないことを指摘する。「高度な専門知識の習得により、イノベーションの促進や長期的な競争力がもたらされる」(同社)とリカレント教育の利点を説明。人材教育に力を注ぐ姿勢を示した。
当面は社内制度として運用する予定だが、今後は募集対象を社外に拡大することも検討しているという。研究機関とのネットワークの拡大や、研究能力が高い学生の就職機会の創出などを狙う。
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