米X(旧Twitter)のオーナー、イーロン・マスク氏は8月11日(現地時間)、6月から言及している米Metaのマーク・ザッカーバーグCEOとの“fight(闘い)”をイタリアのローマで開催するとポストした。
イタリアの(ジョルジャ・メローニ)首相と(ジェンナーロ・サンジュリアーノ)文化相に、壮大な闘技場(コロッセオのことか?)について合意をもらったという。
【UPDATE】サンジュリアーノ文化相は同日、自身のXアカウントで、マスク氏とイベントについて「友好的な会話」をしたが、イベントが開催されるのはローマではないとポストした。
闘いは(UFCではなく)マスク氏とザッカーバーグ氏の財団が管理し、XとMetaの両方のプラットフォームでライブストリーミングする。収益は米国の退役軍人だけでなく、イタリアにも寄付するとしている。
このポストの前には剣をXに交差させた絵文字とともに「グラディエーター」とポストした。グラディエーターとは、古代ローマ時代の剣闘士のことだ。
マスク氏は6日、MRI検査を受けるともポストしていた。11日には、右肩に軽い手術が必要で、回復に数カ月かかるとポストした。
一連のマスク氏のポストの約4時間後、ザッカーバーグ氏はMetaが運営するThreads(スレッズ)上で、「イーロンが私に挑戦してきた日から闘う準備はできていた。彼が実際の日程に同意したら受けるつもりだ。それまでは、彼の発言はすべて私の合意のないものだと思っていてくれ。準備ができたら闘いの詳細を発表する」とポストした。また、闘いはUFCやONEなどのプロ団体と提携すべきだとも語った。
この騒動は、Metaがスレッズを開発中だといううわさを紹介するポストにマスク氏が6月20日、それならザッカーバーグ氏と「ケージマッチをするよ」とリプライしたことで始まった。
【更新履歴:2023年8月13日午前6時30分 伊文化相のポストについて追記しました。】
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