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凶暴ヒグマ「OSO18」の熊肉、ネット通販で大人気 売り切れ続出 再販の予定は?

» 2023年08月25日 13時51分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 先日、北海道が駆除した凶暴グマ「OSO18」。その肉がネット通販で食材として販売され、人気を博している。販売しているのはジビエや魚介、野菜など北海道産の食材を提供するECサイト「釧路丹頂商店」。OSO18のさまざまな部位を食肉として提供しているが、売り切れが続出している。

釧路丹頂商店で販売したOSO18の肉が人気

 OSO18は北海道東部に生息していたヒグマ。2019年ごろから66頭の牛を襲い、うち32頭が死ぬ被害が出ていた。北海道は22日、7月に釧路町で駆除したヒグマの体毛をDNA鑑定で調べたところ、OSO18と同一個体だと分かったと発表している。OSO18の名前の由来は、最初に被害が出た地域「標茶町下オソツベツ」と、その足幅が18cmあったことから。

ヒグマのイメージ画像

 釧路丹頂商店の商品ページによれば、OSO18の肉は「野性味と濃いうまみが特徴。また、熊肉には身体を温めたり滋養効果が期待され、脂が甘く、コラーゲンも豊富」という。ただし、8月25日午後1時時点でOSO18の肉は全て売り切れている。

OSO18のあばら肉などを販売していた

 ECサイトを運営するトライ・ユウ(北海道釧路市)に話を聞いたところ「まだOSO18の一部部位の肉は残っているため、今後再販する予定」という。

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