冬ですね! 暑い暑いと言っていたけれど、今朝の東京はぐっと冷え込み、キリッとした空気が「これぞ冬!」と感じた。筆者は冬は好きではなかったけれど、昨今の天候不順を受け、季節がちゃんと巡ってくるとうれしくなってしまう。
先週のアクセストップは、Amazon.co.jpで売られている「超音波洗浄機」で1番人気の商品が、実際は超音波振動器が入っていない“詐欺”商品だったことを、分解して明らかにした記事だった。Amazonはこういう商品であふれていて面倒なので、筆者は家電量販店のサイトで買うことが増えている。Amazonより多少高くても「怪しい商品かも」と心配する必要がほぼないからだ。
さて、もうすぐクリスマスだ。サンタさんはそろそろプレゼントを用意し終わっている時期だろうか。ただ最近のサンタさんは、プレゼントの価格高騰に悩んでいるとも聞く。
昔ながらのぬいぐるみやブロックなどのおもちゃなら、価格もそこまで変わっていないかもしれない。ただ最近の子どもたちは、スマートフォンやPC型の、ハイテクおもちゃをほしがる傾向もある。
筆者の娘は「すみっコぐらし」のスマートフォン風おもちゃをサンタさんにお願いしていた。Amazonで価格を見ると、2機種ある両方とも通常で1万円弱ほど。5歳の娘にちょうどよさそうな機種は人気で、クリスマスの3週間前にはAmazon直販が品切れしていた。
マーケットプレイスには在庫があるが、その価格はクリスマスが近づくにつれてぐんぐん上がり、18日時点でAmazon通常価格の倍以上、2万円以上に跳ね上がっていて、あぜんとした。
筆者がサンタさんにプレゼントをもらっていた昭和末期から平成初期を思い出すと、ゲーム機本体は1万円〜2万円以上したが、それ以外なら1万円を超えるものほとんどなかったように思う。ゲーム機は一度買えば何年も使えたし。
今の子どものおもちゃは価格が天井知らずな上に、毎年(またはそれ以上の頻度で)新モデルが出る。さらに、クリスマス需要を見越した“転売ヤー”が事前に人気商品を買い占め、利益を乗せて出品し、サンタさんのおサイフを苦しめることもある。現代のサンタさんは、なかなか苦労が多いのだ。
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