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小さくても写りは良好、パナソニックの動画カメラ「G100D」はスナップ機としても優秀だった荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/7 ページ)

» 2023年12月27日 07時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 ファインダー部の上にフラッシュを内蔵しているのもポイントだ。最近はフラッシュ内蔵のカメラも少ないからね。

フラッシュは手動ポップアップ式だ

 内蔵フラッシュがあると、こういうイルミネーションを背景に撮るときなどにすごく役立つ。光量調節も完璧だし色もきれい。イルミネーションをバックにパシッと光らせてみるのも一興だ。

典型的なイルミネーション(馬だけど)背景のポートレートが撮れた。光量も背景とのバランスも実によし(12-32mm 15mm 1/50秒 F3.7 ISO640)

 PASMの各種露出モードも持っているし、AFも一点AFやピンポイントAF、タッチパネルを使ったトラッキングAFなど必要なものは一通りあるが、初心者向けのiA(インテリジェントオート」がなかなか侮れない。今回はG100Dを使う人はiAで撮るケースが多いかなと思って多くをiAで撮影している。

 iAモード時も露出補正やプログラムシフト、AWBのシフトが可能なのでPASMといったモードに慣れてない人でも使いやすいのだ。

iAモードでもタブを開くと、WBシフト、絞り(プログラムシフト)、露出補正をタッチ操作でさっと行える。以外にiAだけで使えちゃうのだ

 で、iA時はシーン認識が働くので、人や料理や夜景なんかのときはアイコンがそれに変わる。

料理と認識してアイコンが料理に変わった。そうするとちょっと明るめに鮮やかに撮ってくれる
白い部分が大きなお皿だったが、いい感じに美味しそうに撮れてくれた(12-32mm 18mm 1/30秒 F4.2 ISO3200)

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