ITmedia NEWS > 製品動向 >

知らないともったいない? 仕事で活躍しそうな「Windows 11」の便利機能10選(4/5 ページ)

» 2024年03月28日 17時00分 公開
[井上晃ITmedia]

7.音声で長文を入力(文字起こし)する

 スマートフォンなどをはじめ、昨今のデバイスの大部分で音声入力が一般的に利用されるようになったが、Windowsももちろん音声入力をサポートしている。Windows 11では、日本語の音声入力精度向上が改善しているので、自宅などでキーボード操作に疲れたタイミングがあれば、積極的に音声入力を試してみよう。

 具体的な操作としては、ショートカットキーとして[Win]+[H]を同時に押す。これで音声入力のUIが起動するので、あとは口頭で入力したい文を読みあげていこう。音声入力を終了する際には、同様のショートカットキー操作をするか、「聞き取りを停止する」のように口頭で指示をすればよい。

精度の参考までに、音声入力を使って夏目漱石の「吾輩は猫である」の冒頭を読み上げるとこのように入力される
[Win]+[H]を押すと音声入力が起動する

 なお、デフォルトの状態では、「まる」などと話しても、「丸」と変換されて、句読点の入力ができない。必要な場合には、音声入力メニューの左側に表示される設定アイコンから「句読点の自動化」のスイッチをオンにしておこう。

8.スタートメニュー画面を有効活用する

 Windows 11では、スタートメニューをカスタマイズすることで、より使いやすく整えられる。例えば、フォルダに対して副ボタン操作でメニューを表示し、「スタート画面にピン留めする」を選択すると、スタート画面に、そのフォルダのアイコンを配置できる。また、Edgeから開いたWebページもウィンドウ右上の「・・・」から「その他ツール」→「スタート画面にピン留めする」を選ぶことで、ピン留めできる。

例えば「スクリーンショット」のフォルダを右クリックして「スタート画面にピン留めする」を選択
スタートメニューのアイコン一覧に「スクリーンショット」のフォルダが表示された

 また、スマートフォンやタブレットのような感覚で、スタートメニューに配置されたアイコンをドラッグして重ねると、フォルダとしてまとめることも可能。スタートメニューにアイコンが増えてきた際には、この手順で整理していみょう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.