Perplexity AIは、生成AIの中でも、検索に特化したAI検索サービスです。といっても、基本はチャットによる対話型です。
最新のWebの情報とリンク先まで明示してくれるのがとてもていねいな設計でよろしいです(裏ではBingとChatGPTが動いています)。生成AIを何かを調べるという目的で使う人には、ChatGPTなどよりも、Perplexity AIの方がいい、という人もいると思います。
そして、実は画像生成にも対応しています。もちろん、アプリもリリースされており、検索においてアプリでも調べることができるのはとても有効です。
そして、Perplexity AIを有料版にすると、まずは高度な検索機能の「Pro Search」が1日300回以上利用可能になり(無料版ではProサーチは1日5回まで)、ファイルのアップロード回数が無制限(無料版では1日3回まで)になります。
さらにPerplexityの中で、GPT-4oやClaude3 Opusといった最新AIモデルの有料版を選択できるようになるのです。
ただし、PerplexityはAIによる検索がベースのサービスなので、どの生成AIを選択しても、それぞれのチャットで255文字の文字数制限があります。ここは本体との大きな違いです。それでも、テストとしては十分だと思いますし、それ以上に同一のチャット画面で、すぐに生成AIを変えた結果の差を見ることができるのは、テストとしてはかなりいい環境になっています。
また、まだまだ生成AIを使いこなせていないと思っている人にとっても、この方法はおすすめできると思います。生成AIに慣れていないうちは、まずは調べものから入る場合が多いですが、ここはPerplexityの本来のサービスがその部分を担ってくれます。
そこから、さらに生成AIにファイルを与えて、なんらかの処理をさせたり、日々の仕事でめんどうでできればやりたくないと思っていることを解決していくという方法に広げていけばいいのです。
なお、テストで方向性が定まった場合、GPT-4oなりClaude3 Opusなりを選ぶことになると思いますが、GPT-4oにしてもClaude3 Opusにしても、本家で課金すれば、ざっくり10倍から100倍の文字数を扱えるという理解で問題ありません。また、Gemini Advancedの場合は、それをさらに上回る100万トークンという情報を扱うことができます(最大1500ページのPDFや、3万行のコード、1時間の動画など)。もちろん、検索がメインということであれば、Perplexityの有料版を使い続ければいいのです。
この手のスキル獲得のためには、その昔より「習うよりも慣れろ」という言葉があります。これについては、無料版でちまちまやるよりも、まずは1カ月分でいいので、課金して、テストしまくって、慣れるのが、生成AIというものを自分の仕事や生活に取り入れていく近道になるはずです。
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