撮影時の注目はAF。
Z6IIから大きく進化した点に被写体検出AFがある。Z6IIでは人物と動物だけの検出だったが、Z6IIIではさらに進化して、乗り物と飛行機が追加され、人物認識のレベルもアップした。
ただ……Z8では搭載された「鳥」認識がはいってない(Z8もファームアップで追加された機能なので、Z6IIIもいずれファームアップで搭載されるかも)のは残念。
普段はオートにしておき、被写体が決まってるときはそれに応じて変えるのがいいだろう。
画像処理エンジンがZ8/9と同じEXPEED 7であり、AFも高速で、AF-Cにして3DAFでリアルタイム追従を使うのもよし。
逆光時や暗所でのAFに強くなったのも嬉しい点。例えば、室内の逆光の黒猫の瞳(極めて過酷な条件ってのが容易に想像できるかと思う)もちゃんと検出してくれた。人間からみると単なる黒い塊だったからね。
ISO感度はISO100からISO64000。さらに拡張ISO感度としてISO204800相当まで上げられる。
高感度には比較的強く、ISO12800まで上がってもあまり気にならない。
では人物を撮ってみよう。
被写体検出はオートで。ピクチャーコントロールは「リッチトーンポートレート」に設定してポートレートだ。
美肌効果は「標準」にセット。
そして撮る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR