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YouTubeで6秒の生成AI動画制作可能に DeepMindの「Veo」で

» 2024年09月19日 06時38分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Google傘下のYouTubeは9月18日(現地時間)、クリエイター向け年次イベント「Made on YouTube」で、Google DeepMindのAI動画生成モデル「Veo」をショート動画に統合することで、高品質の背景や6秒間のクリップを生成できるようにすると発表した。

 veo 1

 背景は「間もなく」、6秒動画は「来年初めに」利用可能になる見込みだ。

 Veoは、Google I/O 2024で発表された動画生成モデル。このモデルをクリエイター向けAIツール「Dream Screen」に統合する。

 6秒動画は、星形アイコンの「Create」ボタンをタップしてテキストプロンプトを入力し、候補として表示される4つの画像から1つを選択して「Create video」をタップすると生成される。

 veo Veoでの6秒動画生成

 わずか6秒だが、動画のつなぎのシーンなどに使えるだろう。例えば上の画像は、ゴールデンゲートブリッジに向かう水中を含む動画を生成するプロセスだが、これをサンフランシスコ観光動画の最初に追加できる。

 Veoで生成した動画を追加した動画には、DeepMindの「SynthID」の電子透かしが入るので、生成AIを使った動画であることが分かる。

 YouTubeはこのイベントで、複数の新機能を発表した。

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