米Google傘下のYouTubeは9月18日(現地時間)、クリエイター向け年次イベント「Made on YouTube」で、Google DeepMindのAI動画生成モデル「Veo」をショート動画に統合することで、高品質の背景や6秒間のクリップを生成できるようにすると発表した。
背景は「間もなく」、6秒動画は「来年初めに」利用可能になる見込みだ。
Veoは、Google I/O 2024で発表された動画生成モデル。このモデルをクリエイター向けAIツール「Dream Screen」に統合する。
6秒動画は、星形アイコンの「Create」ボタンをタップしてテキストプロンプトを入力し、候補として表示される4つの画像から1つを選択して「Create video」をタップすると生成される。
わずか6秒だが、動画のつなぎのシーンなどに使えるだろう。例えば上の画像は、ゴールデンゲートブリッジに向かう水中を含む動画を生成するプロセスだが、これをサンフランシスコ観光動画の最初に追加できる。
Veoで生成した動画を追加した動画には、DeepMindの「SynthID」の電子透かしが入るので、生成AIを使った動画であることが分かる。
YouTubeはこのイベントで、複数の新機能を発表した。
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