この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「国内のパブリッククラウドサービス市場は2028年に7兆円超、2023年の3兆円超から2倍以上に」(2024年9月30日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
調査会社のIDC Japanは、国内のパブリッククラウドサービス市場が売上額で2023年の3兆2609億円から2028年には2倍以上の7兆2227億円になるとの調査結果を発表しました。
同社の説明によると、2024年の国内パブリッククラウドサービス市場は、2023年に引き続き、クラウドマイグレーションが同市場の成長を支えるとのことです。
また、製品やサービスの単価上昇傾向が2023年から続いており、これも市場の成長を底上げしていると同時に、デジタルトランスフォーメーション(DX)やデータ駆動型ビジネスに関わる案件の拡大が、今後の国内パブリッククラウドサービス市場の成長を牽引するとしています。
生成AIも、今後の国内パブリッククラウドサービス市場の成長を牽引する大きな要因としており、現在の主なユースケースとしての「翻訳」「ドキュメントの要約、キーワードの抽出」「コンテンツ作成支援」「プログラミング支援」などから、今後は「ビジネス機能ユースケース」「産業特化ユースケース」への拡大が2025年以降に顕在化するだろうと予測されています。
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