実際にマイクロミスト掃除機を使ってみた。クリーンドックから取り外し、ハンドル上部にある電源ボタンを押し、吸引が始まるとすぐにヘッドからはミストが吹き出し始めた。ミストはまっすぐ勢いよく出るのではなく、ヘッドの周りに漂うような出方だった。あとは通常の掃除と同じように前後に動かして、掃除を行う。
ヘッドには自律走行するローラーが搭載されており、動きはスムーズ。V字構造で髪の毛などが絡みにくい「からまないブラシPlus」も採用している。
テスト用にあえて汚れをつけたフローリングで掃除してみたところ、掃除前にわずかに感じたざらざら感が軽減したように感じられた。また、水拭きのようなベチャッと濡れた状態にもならなかった。ミストは電源が入っている間は常時出っぱなしになるが、ヘッドのスイッチでオフにもできる。
ミスト用の水はヘッドの給水タンクを取り外して入れる必要がある。タンクは25mlで、約16〜28分間、ミストが利用できる仕組みだ。掃除のたびにタンクに水を入れるのはひと手間だが、微細な汚れを効率的に除去するためと考えると許容範囲だ。
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