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Xに広がる“脱出論” 移住先として有力「Bluesky」「Misskey」「Threads」、いちユーザーから見た住み心地(3/4 ページ)

» 2024年11月14日 08時00分 公開
[吉川大貴ITmedia]

Instagramと地続き? 「Threads」の居心地

 ThreadsはMisskeyとは対照的に、ある程度年齢を重ねたネットユーザーの居場所、という感想だ。米Metaが立ち上げたXの対抗サービスで、同社のSNSなどから誘導がかかっていたこともあって、FacebookやInstagramの住人がそのまま住んでいる印象が強い。

photo Threadsのログイン画面

 そのためか、流れてくる話題も健康維持や仕事論、旅行、育児、ニュースへのコメント、ライフハックなど、日常会話の延長上にあるものが多い。Facebook・Instagramから受け継いだのか、若い女性の写真を使ったスパムと思しき投稿もそれなりに多い。

 オタクで若者(ギリギリZ世代)の筆者からすると、こういう年齢層や属性の人はこんな考え方や投稿をするんだなあ、と思うが、Misskeyに比べるとやや居づらい。日常的な出来事に関する意見交換の場としてはよさそうだが、明らかに自分と属性の違う人が住んでいる場所なので、コミュニケーションをするにしてもとっつきにくさがある。逆に、普段の居場所がInstagramな人には住みよいのかもしれない。

 ちなみに、Misskeyに比べると企業や組織の公式アカウントは多めだ。ただ、よく知らない飲食店のアカウントや、サービス開始の盛り上がったときに、IDを取るだけ取っておいて放置しているんだろう、というアカウントも散見される。

参考記事:

「Meta AI」のMAUは5億人、「Threads」は2億7500万人──ザッカーバーグCEO

Threadsでのエンゲージメント稼ぎ投稿増加に「制御に取り組み中」と中の人

MetaのThreadsにビジネス向け3つの新機能 100件までの下書きなど

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