ニコン、新世代のフルサイズ入門機「Z5II」登場 「EXPEED 7」搭載、RAW動画の内部記録も
ニコンイメージングジャパンは4月3日、「Zマウント」を採用したフルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z5II」を4月25日に発売すると発表した。価格はオープンだが、同社オンラインストアの価格は25万8500円。予約販売は4月10日から。
Z5IIは、Zシリーズのエントリーフルサイズ機で、Z5IIは有効画素数2450万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載。静止画ではISO6万4000、動画ではISO5万1200の最高常用感度を実現した。上位機種「Z9」や「Z8」と同じ画像処理エンジン「EXPEED 7」を採用。AFは、ディープラーニングを活用したAI技術による9種類の被写体検出に対応。
「Z5」と比較して約1/3の時間で合焦可能なAF性能を実現。フォーカスポイントは273点(シングルポイントAF時)、299点(オートエリアAF時)で、低輝度のAF検出範囲は-10EVまで対応する。被写体の動きや構図の変化に応じてAFモードを自動で切り替える「AF-A」に対応した。
5軸ボディー内手ブレ補正を搭載し、中央7.5段、周辺6.0段の補正効果を発揮。さらに「フォーカスポイントVR」により、VR非搭載のNIKKOR Z レンズ使用時の静止画撮影において、ピントを合わせたフォーカスポイント付近のブレを抑制できる。また、動きの激しい場面でも被写体にピントを合わせ続ける「3D-トラッキング」を搭載し、14コマ/秒の連写速度を維持したまま被写体追従が可能だ。
画作りや色表現機能として、「Nikon Imaging Cloud」と連携した「イメージングレシピ」に対応。ニコンのおすすめレシピや著名クリエイターが監修したレシピを無料でダウンロードして撮影時に利用できる。また、PC用RAW現像・編集ソフトウェア「NX Studio」を介して自分好みの色表現を作成できるピクチャーコントロール「フレキシブルカラー」にも対応している。
動画機能は、4K60pの撮影に対応。Zシリーズとしては初めて、N-RAWのSDカード内部記録に対応。明るさのグラデーションを滑らかに表現できる「N-Log」動画の撮影にも対応し、米RED社監修の「N-Log」用LUTも無料で提供する。また、フルHD30p/25p/24pの場合に、単焦点レンズ使用時でも解像度を落とさずズーミングできる「ハイレゾズーム」にも対応する。
その他、シャッターボタン全押しから最大1秒前まで遡って記録できる「プリキャプチャー」(JPEGファイルのみ)や、肌の質感描写を向上させる「リッチトーンポートレート」、「美肌効果」などのポートレート機能も搭載している。
EVFには「Z5」と比較して約3倍明るい3000cd/m2、約369万ドットのOLEDパネルを採用(倍率は0.8倍)。3.2型液晶モニター(約210万ドットタッチパネル)はバリアングル式に変更されている。
ボディは前面・背面・上面カバーにマグネシウム合金を採用し、防塵・防滴性能も確保。本体サイズは約134×100.5×72mm、質量は約700g(バッテリーおよびメモリーカード含む)。記録媒体はSDカード(UHS-II対応)のデュアルスロット。インタフェースは、USB Type-C、HDMI端子(Type D)、外部マイク入力、ヘッドホン出力となる。
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