質量も本体がバッテリー込みで約700g。Z5より25g増えているが、Z6IIIより約60g軽い。見事に両者の中間だ。
ボディ内手ブレ補正はZ5よりワンランクアップ。中央部でや、ユーケー7.5段の補正を見せてくれる。
操作系は基本的にZ5を踏襲。
グリップ部には前電子ダイヤル、マウントの横にはFn1とFn2キーがあるなど上位機と変わらない。
上面から見ると操作系の配置は前モデルと同じなるも、新しくピクチャーコントロールボタンを新設。けっこう押しやすい一等地にあり、昨今の撮影時にあれこれ画作りをしたいというトレンドを継承している。
背面もZ5を踏襲しているが、ドライブモードボタンと再生ボタンの位置が入れ替わり、右手親指でさっと再生できるようになった。これは良い。
Z5IIはエントリー機……というよりはそのちょっと上、無理にランク付けするなら「スタンダード機」という位置づけになるが、それでも下位モデルでは省略されがちなスティック(サブセレクター)がきちんと装備されているなど基本的な操作感は上位機を踏襲しており、多くの操作をボタン+ダイヤルで賄える。
Z5IIで一番評価したいのはそこだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR