では最後に24-50mmに戻っていくつか。
お約束のガスタンク。
続いて、公園の花壇で、色がいい感じに出てくれた。
そして夜作例として、夜の歩道沿いに植えられたツツジ。ISO感度は最高でISO64000でさらにISO204800相当まで上げられる。こちらの写真はISO12800だ。
今回はスタンダードな画作りの作例をメインにしたが、イメージングレシピやカスタムピクチャーコントロールにも対応しているので(Z6IIIやZ50IIと同様だ)、画作りに凝りたい人にも良い。
動画も4K/60pまで対応で、RAWでも撮影もできる。
Z6IIIが高性能化して高価になってしまったし、かといって「Zf」や「Zfc」というクラシカルなスタイルへの回帰でもない、Z5は安価だけど、イマドキのカメラとしては性能的に弱いよな……と嘆いていた方、Z5IIを手にするべし、ですよ。
妥協のないスタンダード機(本格派の入門機、といいたいけど、いわゆる入門機としてはちょっと高価かもしれない)、全部入りスタンダード機、この先ガチで写真を撮りたくなるような人でも安心、という感じの王道カメラなのだ。
特に「ここは他の誰にも負けない」って機能や性能はないけれども、あらゆる用途にきちんと対応してくれる全部入りの安心感で、しかも上位機種とバッテリーや操作系が同じで、デュアルスロットまで搭載、と思うと実に魅力的なのである。
【修正履歴:2025年7月17日15時25分更新 ※キャプションの誤記を修正しました】
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