先週のアクセストップは、大手回転すしチェーンで、セルフレジで支払いせず「食い逃げ」される被害が相次いでいるという記事だった。
筆者は買い物の際、あえて有人レジを選ぶことがある。セルフレジは、「店員がやるべきことを代わりにやってあげている。店に働かされている」気がして悔しいからだ。
ドケチなのだ。
そんなドケチな筆者が、毎年必死で準備するのが確定申告書だ。ライターの原稿は源泉徴収されるので、きちんと申告すれば還付が受けられる。事前に払いすぎた税金が戻ってくるだけなのだが、臨時収入のようでうれしい。
そしてきょう3月16日は、2025年分の確定申告の締め切り当日だ。
筆者は毎年ギリギリまで格闘していたのだが、今年は早めに提出し終えた。デジタル庁の「マイナポータル」がどんどん進化しているおかげで、確定申告がかなりラクになってきたのだ。
まず、医療費控除の計算は、マイナポータルで劇的にラクになった。以前は、1年分の医療費の請求書を全て保管して手作業で足していたのだが、マイナポータルなら、健康保険適用分のみという制限はあるが、医療費を1年分合算して教えてくれ、会計ソフトに連携できる。
社会保険料や寄付金などその他の控除も、以前はハガキや手紙で届いた証明書を一つ一つ開き、数字を転記する地道な作業が必要だった。今はマイナポータルを各管理団体と連携させれば、それぞれの数字を自動で引っ張ってきてくれる。
……のだが! この外部連携に突如、「お役所仕事」が現れたのだ。
まず驚いたのは、iDeCo(個人型確定拠出年金)の連携だ。iDeCoの数字を取り込むため、国民年金基金連合会のポータルサイトから連携しようとしたら、「サービス時間外のため、平日8〜23時に再度お手続きください。」と表示された。
オンラインなのに、夜と休日はお休みって……。
追い打ちをかけてきたのが「ねんきんネット」だ。国民年金保険料の控除証明書をマイナポータルで受け取るべく、日本年金機構のサイトからオンライン再交付の申請をしたのだが、「お届けまで3〜5営業日後」と書かれていた。
既存のデータを通知するだけなのになぜ3〜5営業日もかかるのか。間に手作業でも挟まっているのだろうか……。
結局、国民年金については、引き出しの奥から控除証明書のハガキを引っ張りだし、転記して申告書を仕上げて提出した。だが数日後ふと再確認したら、転記をミスっていた。また手作業で直し、申告書を出し直した。危なかった……。
関係者のみなさんへ。税金はちゃんと払うので、あらゆる控除を全て全自動かつリアルタイムに申告書に反映できるようにしていただけるとありがたいです。
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