6月前後にモチベーションの低下や疲労感を自覚する「六月病」を、正社員の19.8%が経験している――マイナビは5月26日、こんな調査結果を発表した。
新年度の業務や環境に一定程度慣れた6月前後にモチベーションの低下や疲労感を自覚する状態を「六月病」と定義し、20〜59歳の正社員1万8464人を対象に六月病経験の有無やきっかけを聞いた結果だ。
六月病経験者を年代別にみると、20代(27.6%)が最多で、30代(23.8%)が続くなど、比較的若い層で高い傾向がみられた。
六月病のきっかけについて自由回答を分析したところ、主に「新年度の環境に慣れる過程で生じる変化」「賞与や評価への不満」「祝日が少ない時期が続くことによる意欲の低下」「梅雨時期の天候や気圧の影響」の4つが挙がり、これらが複数重なるケースもあった。
六月病を感じた際の変化では「疲れやすさを感じるようになった」が54.0%で最多、「仕事へのやる気が出にくくなった」が53.9%と続いた。
「賞与や評価への不満」に関連し、社内評価のフィードバックについても聞いた。直近の自身の評価に「納得感がない」と答えた正社員は51.6%と全体の過半数で、納得感が低い層では「フィードバックも結果の共有も無い」が68.4%に達した。
企業の中途採用業務を担当している823人にもアンケートをとったところ、企業側も46.1%が「6月は他の月よりメンタル不調の相談が増える」と回答した。
同社は、6月は疲労感やモチベーションの変化を自覚する人が一定数いるタイミングかつ、祝日がないため、有給休暇の取得促進など休息を取りやすい環境づくりが重要だと指摘。また、評価に対する納得感を醸成するため、対話の機会を設けることをすすめている。
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