SanDisk、USBインタフェースを搭載するSDメモリーカードや新型携帯オーディオプレーヤーを発表:2005 International CES(1/2 ページ)

» 2005年01月08日 10時32分 公開
[荒井隈夫,ITmedia]

携帯電話向けの記録メディア市場に強い意欲を見せる

 SanDiskのプレスカンファレンスでは、同社の上級副社長兼コンシューマー&ハンドセットビジネス ゼネラルマネージャーであるネルソン・チャン氏による発表が行われた。

 チャン氏は、まず同社が製品を展開する各市場(携帯電話向け記録メディア、USBメモリ、携帯ゲーム向け、デジタルカメラ、携帯音楽プレーヤー)の2007年までの成長率を提示し、それらの動向に合わせた展開を行っていくとした。

 特に急速な成長を続けている携帯電話向け市場だが、米国の携帯電話にも日本の携帯電話のようにカメラ機能や音楽・動画再生機能などの記録メディアを必要とする機能が搭載されてきていることで、この手の携帯電話ユーザーの増加に伴う市場の急速な拡大と、この市場に対する同社の大きな期待を感じさせるカンファレンスであった。

画像 記録メディアを必要とする器機の市場を分類し、各市場(米国での)の2007年までの成長率を提示している。各市場の成長率が異なることが見て取れる
画像 同社は米国において携帯電話向け記録メディア市場の急激な拡大を予想しており、この市場への強い意欲がうかがえる。
画像 機種によって対応メディアが異なる携帯電話向けにほぼすべてのメディアを提供するというアナウンス。各種ラインナップを揃える同社ならではの戦略と言えるだろう

同社のオリジナルフラッシュメモリー「Trans Flash」への対応機種が拡大

 SanDiskオリジナルのフラッシュメモリーである「Trans Flash」に関する動向も発表された。

 Trans Flashは頻繁に抜き差しして使うというよりは、一度差してしまえば、後はほぼそのまま利用するという感じの半リムーバブルメディアで、PC関連製品というよりは、携帯電話や携帯音楽プレーヤー向けのソリューションである。

 日本では、これまでTrans Flashを記録メディアとして採用している携帯電話自体が少なく(国内ではボーダフォンなどの一部の機種が採用)、その存在を知らない人がほとんどだろう。これは米国でも似たような状況で、モトローラ製の携帯電話で採用されている程度で、普及しているとは言い難い状況であった。

 2005年は、7メーカーの14機種へTrans Flashが採用されるということで、その普及が一歩前進したという感じである。また、Trans Flashの携帯電話以外のソリューションとしては、新たにGPSや携帯音楽プレーヤー、スマートウォッチなどへの展開が考えられている。

画像 モトローラ以外でTrans Flashを採用するメーカーが6社加わり、ようやく普及が前進したという印象がある。NECや京セラなどの国内メーカーが加わっており、国内向けの携帯電話でも記録メディアにTrans Flashを採用した機種が登場してくる可能性もあるだろう

USBメモリの新製品と新ソフトウェアの搭載

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