ほか、すでに登場したモデルも含め、年末の購買需要向けとなりえるRADEON X1000シリーズ搭載のグラフィックスカードが各ブースに並んでいた。未発売のモデルはすべてのメーカーが年内出荷を予定していると話していたので、来週以降より新製品ラッシュが到来すると予想される。
中でもユーザーの関心を集めていたのはASUS製RADEON X1800XT搭載モデルだ。DDR3メモリを512Mバイト搭載し、メモリクロックを1.6GHzまで。コアクロックも700MHzまで引き上げられたものだ。補助電源を外付けにして付属のACアダプタで給電する仕組みを採用しており、電源ユニットに強い負荷をかけないというメリットがあるとしている。
「体感速度でとく差の出やすいメモリをクロックアップすることにに重点を置いているモデルです。外付けの補助電源は定格電源で450ワット以上必要なモデルが増えてきたので、その解決策として提案しました」(ASUS)とのことだ。
また、RADEON X1600XT搭載のファンレスモデルも注目を集めた。RADEON X1600XTモデルのファンレス化はメーカー自身が不可能と考えていたというが、そうでもないようだ。「検証してみると予想以上に発熱量が少なかったので、比較的シンプルなファンレスクーラーで対応できてしまいました。GeForce 6600GTと同等のパフォーマンスが出るので、かなりニーズがあると思います」と強くプッシュする。
なおASUSは同日、カフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店(旧アキバプロント)にて「ASUS大感謝祭2005 WINTER」を開催した。両イベントに参加すると特典があるスランプラリーを企画しており、ASUSのパンフレットを持って来場するユーザーも少なくなかった。同イベントについてはこちらを参照。
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