Readerアプリが“Android”の大海原へ Xperia以外でも利用可能に(1/2 ページ)

» 2012年10月11日 13時00分 公開
[山田祐介,ITmedia]
photo 「Reader for Android」のホーム画面

 ソニーの電子書籍ストア「Reader Store」が、Androidの大海原へ船出する。同社は10月11日、Androidアプリ「Reader for Android」をGoogle Playに公開した。ダウンロードは無料。

 これまでReader Storeは、ソニーのAndroid端末「Xperia」シリーズにのみ、Androidアプリを提供していた。新アプリは「for Android」というネーミングからも分かるように、幅広いAndroid端末で利用可能。同アプリを通じて、Reader Storeの作品を読んだり購入したりできる。従来のXperia向けAndroidアプリのユーザーは、アプリのアップデートで新アプリに移行できる。

 新アプリでは、従来のXperia向けアプリからUI(ユーザーインタフェース)を刷新し、新機能を追加した。タイル上にレイアウトされたシンプルなトップ画面、ページ送り機能のブラッシュアップ、SNS連携、複数端末間でのページ同期機能など、見所は多い。

 自社ブランド端末の枠を超え、スマートフォンユーザーへのリーチを大きく広げる今回の発表は、同社の電子書籍事業にとって1つのターニングポイントといえる。また、同日には以前からアナウンスしていた「PlayStation Vita」向けReaderアプリの提供も始まった。Android向けアプリの詳細に加え、同アプリについても紹介しよう。


photo Reader for Android

精悍な印象の新UI

photo 左は新アプリのホーム画面、右は従来のXperia向けReaderアプリのホーム画面。デザインがかなり変わっている

 Reader for Androidの動作環境は、Android 2.3以上のOS、512Mバイト以上(推奨:1Gバイト以上)のRAMを搭載した端末だ。Xperia arc/acro/ray/PLAY/NX/acro HD/GX/SXといった近年のXperiaに関しては、ソニーが動作を確認済み。ほかにも、例えばGALAXY S IIIやGALAXY S II、“Androidウォークマン”ことNW-Z1000やNW-F800などが動作条件を満たす機種として挙げられる。

 アプリのトップ画面は、従来のXperia向けアプリから大幅に刷新された。ホーム画面では「最近読んだ本」「最近購入した本」「書籍」「コミック」「雑誌」など、項目ごとにアイコンがタイル状に並んでいる。アイコンには書影が浮かんでおり、画面の背景は黒が基調。従来の白い画面と比べると精悍な印象になった。


photo タブレット端末でもタイル状のホーム画面が使われている

 アイコンをタップすると、各項目に該当する作品がずらりと表示される。この状態で左右にフリックすれば、表示項目を切り替えられる。つまり、ホーム画面に戻らずに各項目を横断できるわけだ。また、作品の一覧表示を「タイトル」や「著者」でまとめる機能も備えており、所蔵が増えたときの整理に役立つ。特に、漫画など巻数の多いグループ作品をタイトルでまとめられるのは便利だろう。


photophoto ホーム画面から項目をタップして一覧表示を出したあと、左右にフリックすることで、項目を横断できる(写真=左)。また、一覧表示は複数の方法でソートできるようになっている(写真=右)

 本を購入したい場合は、ホーム画面にある「Reader Store」やカートのアイコンからストアにアクセスする。モバイルデバイスに最適化されたWebストアが表示され、アプリから直接作品を購入できる。また、ホーム画面には購入履歴からユーザーに合った作品をレコメンドする「Reader Storeからのオススメ」という項目も設けられている。

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