ココが「○」 |
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・横置きできるコンパクトボディ |
・フルサイズ拡張カード搭載可 |
・価格もそれほど高くない |
ココが「×」 |
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・パーツ交換は難しい |
・爆音ではないが静かでもない |
PCのゲーミング性能を追求するのであれば、ボディはできる限り大きいのがよい。とはいえ、ワンルームや買いすぎたモノで足の踏み場もない家では、できるだけ場所を取らないPCが欲しい。一方、コンパクトなPCはミニタワータイプのPCと比べて高価だし、何よりパーツ交換によるアップグレードの余地がほとんどない……、ドスパラの「GALLERIA Sシリーズ」は、こうした問題を解決してくれるコンパクト、かつ、高性能のゲーミングPCだ。
本製品の最大の特徴は新開発のコンパクトなボディにある。サイズは、105(幅)×350(奥行き)×382(高さ)ミリ。基本は縦置きとなっているが、付属のインシュレータを取り付けると横置きもできるので、リビングPC的な運用も可能だ。
こうした小型化が可能となった理由は、新設計PCケースの採用だ。このPCケースはMini-ITXに対応したスリムケースで、光学ドライブもノートPCなどで使用する薄型タイプを組み込んでいる。それでいながら、全長33センチまでのグラフィックスカードを取り付け可能なスペースを確保している。
コンパクトなPCケースで問題となる内部のエアフローも、12センチ径の大型ファンを3基まで取り付け可能だ。電源ユニットには、SFXサイズながら600ワットという大容量のSilverStone製「SST-SX600-G」を搭載する。大容量電源ユニットの採用で、ゲーミングPCで必須のハイスペックパーツの運用が可能になった。
拡張性では、フロントベイこそないものの、ストレージ用のシャドウベイは3.5インチが1基、2.5インチが3基と数をそろえている。GALLERIA Sシリーズには、CPUがCore i5-4590(3.3GHz/最大3.7GHz、4コア4スレッド、3次キャッシュメモリ6Mバイト)でGPUがGeForce GTX 750の「GALLERIA SS」、CPUがCore i7-4790(3.6GHz/最大4GHz、4コア8スレッド、3次キャッシュメモリ8Mバイト)でGPUがGeForce GTX 960搭載の「ST」、そして、CPUがCore i7-4790でGPUにGeForce GTX 970を搭載した3D描写能力の高い「SF」、CPUがCore i7-4790でGPUにGeForce GTX 980を搭載する最上位モデルの「SG」をベースモデルとして用意する。SSのみCPUがCore i5-4590となっており、残りのモデルはCPUにCore i7-4790を採用。グラフィックスカードについては全機種異なっている。
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