エプソン、「カラリオ」プリンタ新モデル――写真向けハイエンド複合機、9型液晶で年賀状を実寸表示できる小型機、高光沢顔料A3ノビ機など:写真画質のさらなる向上へ(1/2 ページ)

» 2015年09月01日 11時30分 公開
[ITmedia]

 エプソンは9月1日、個人向けインクジェットプリンタの新製品5機種7モデルを発表した。9月10日から順次発売する。価格はオープン。

 新ラインアップの内訳は「カラリオ」シリーズの複合機が3機種(カラーバリエーションを含めて計5モデル)、「年賀状プリンタ」シリーズの小型プリンタが1機種、「プロセレクション」シリーズのA3ノビ対応フォトプリンタが1機種となる。

今回の目玉モデルとなる「EP-10VA」

個人の写真作品印刷にこだわったハイエンド複合機を投入

 カラリオシリーズの複合機には、写真印刷にこだわりたいハイアマチュア向けのフラッグシップモデル「EP-10VA」が投入された。発売日は10月22日、実売価格は4万円台半ばの見込み。

 EP-10VAは、通常のシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックに、レッドとグレーが加わった新開発の染料6色インク「Epson ClearChrome K2インク」を採用し、色再現領域およびカラー/モノクロ印刷の階調再現性を高めた。また、プロセレクションシリーズが採用するマンセル色彩研究所とエプソンによる色生成テクノロジー「LCCS」(論理的色変換システム)を、カラリオシリーズとして初めて全面採用し、高画質を追求している。

 純正用紙「写真用紙クリスピア」専用の「最高画質モード」、手軽に鮮やかな写真が楽しめる「高彩モード」、メモリカードからのモノクロ作品ダイレクト印刷、明るさ/コントラスト/色調の補正を少しずつ変えたサムネイル一覧から好みの写真を指定してプリントできる機能、Exif情報付き印刷、余白/余黒を設定しての印刷などに対応する。

 給紙機構はA4対応の前面2段トレイに加えて、A3対応の背面トレイを用意。背面トレイは写真用紙5枚、普通紙10枚まで連続給紙が可能だ。印刷速度はL判写真が約33秒、A3が約2分23秒となる。A4対応のフラットベッドスキャナを搭載し、カラースキャン、コピーにも対応し、本体サイズは479(幅)×395(奥行き)×168(高さ)ミリ、重量は約9.5キロだ。

新インク+A3連続給紙のフラッグシップ複合機「EP-10VA」

 「EP-978A3」は、従来同様の染料6色インク(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタ)を採用し、背面1枚手差しトレイからのA3プリントに対応した複合機。2014年9月に発売された「EP-977A3」後継のマイナーチェンジモデルとなる。発売日は9月10日、実売価格は3万円台半ばの見込み。

 L判写真印刷は約13秒、A3印刷は約1分55秒だ。本体サイズは479(幅)×356(奥行き)×148(高さ)ミリ、重量は約8.7キロ。

手差し1枚ずつながらA3印刷にも対応する「EP-978A3」

 「EP-808AW/AR/AB」は、3色展開(ホワイト/レッド/ブラック)のA4複合機主力モデル。インクは通常の染料6色インクを採用する。2014年9月に発売された「EP-807AB/AW/AR」後継のマイナーチェンジモデルだ。発売日は9月10日、実売価格は3万円台前半の見込み。

 印刷速度を向上しており、L判写真印刷が従来の約14秒から約13秒となった。本体サイズは390(幅)×341(奥行き)×141(高さ)ミリ、重量は約6.9キロだ。

主力のA4コンパクト複合機「EP-808A」シリーズ。こちらはレッドの「EP-808AR」だ
従来同様、3色のカラーバリエーションから選べる

 EP-10VA、EP-978A3、EP-808AW/AR/ABで共通の新機能としてはNFCを搭載し、NFC対応スマートフォンやタブレットとの接続を容易にしている。

 写真の自動補正機能「オートフォトファイン!EX」は、風景写真の暗部階調性を向上させ、黒つぶれを低減した。写真の12面表示や縦横比維持の全画面表示、Exif情報表示が可能で写真を選択しやすく改善した液晶モニタUI、作品印刷専用UIの追加、カラフルな内蔵フレームの追加、普通紙印刷時の背景除去/細線強調/文字くっきりモードなども新機能となる。

 スマートフォン用プリントアプリ「Epson iPrint」は、ホーム画面に機能を一覧表示できるタイルデザインを採用。オートフォトファイン!EXをサポートし、プレビュー機能で補正効果を確認可能になった。2面、4面の割付印刷機能も追加している。

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