マザーボードの新製品で目立っていたのは、ASUSTeKのB150モデル「B150 PRO GAMING」だ。給電フェーズが8層あり、ゲーム向けのオーディオ機能「Sonic Radar II」やインテルLANを積んでいる。価格は1万7000円前後だ。
品質の評価は高い。BUY MORE秋葉原本店は「マルチGPUやオーバークロックを考えないなら、複数の付加価値を積んでいますし、かなり立派なゲーミングマシンが組める構成になっています。PRO GAMINGシリーズの名に恥じないマザーだと思います」とプッシュしていた。
ただし、「ASRocKのH170マザー『Fatal1ty H170 Professional』が1万3000円前後ということを考えると、B150で1万7000円というのは高いと感じる人も多そうです。確かにモノはいいんですけど、このお値段がどう評価されるかですよね」(パソコンSHOPアーク)と、売れ行きについては慎重な見方をするショップが多いようだ。
なお、ASUSTeKからはH110チップセットを搭載したmini-ITXマザー「H110I-PLUS」も登場している。価格は1万3000円弱だ。BUY MORE秋葉原本店は「ASUSTeKのSkylake世代のmini-ITXマザーでは最下位になります。機能をそこそこにして価格をある程度抑えたモデルなので、それなりに需要があるかなと思います」と話していた。
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