ここ数年で大きく注目を集めている技術に、バーチャルリアリティ(VR)とドローンがある。
前者は、ゴーグルをかぶると視界が全部覆われ、360度すべてが映像に包まれる体験ができるもの。後者は、主に複数の回転翼を備えた「マルチコプター」で、遠隔操作して大空からのダイナミックな映像を撮ることなどに利用できる。
現在、両業界には人・金・モノが急速に集まり、新たな活用方法が次々と見つかっているところ。いずれの技術もテレビやネットのニュースで取り上げられているため、なんとなく耳にしているはずだが、意外と基本的なことについてはよく知らないという方もいるかもしれない。
そんな最新事情をざっとチェックしておきたい方々を対象にしたセミナー「お父さんのための最新VR講座」が、3月5日(土)にデジタルハリウッド大学駿河台キャンパスにて開催される。参加費用は3000円で軽食付き。主催はVRメディア「PANORA」を運営するパノラプロだ。
セミナーの目玉は、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」(攻殻機動隊 S.A.C.)や「東のエデン」、「009 RE:CYBORG」といった作品を手がけてきた神山健治監督のトークセッションだ。攻殻機動隊 S.A.C.の世界で電脳や義体を描いた監督が、Oculus Riftを始めとする最新のVRテクノロジーに触れた際、どんなインスピレーションがわいて、どういった未来を思い描いたのだろうか。聞き手は、元週刊アスキー総編集長で、デジタルハリウッド大学院の福岡俊弘教授。
このほか、国内ドローン界の第一人者で数々のドローンイベントをプロデュースしているDroneGames 代表取締役 黒田潤一氏がドローンについて、VRジャーナリストとして国内外のイベントを取材しつつ自ら360度撮影も手がけるパノラプロの代表取締役 広田稔氏がVRについて、それぞれ30分のセミナーを担当する。
セミナーへの参加申し込みはPeatixで受け付けている。
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