細かい設定を行いたい場合は、Razerの統合アプリ「Razer Synapse」で行える。本製品の場合、設定項目は「カスタマイズ」「アクチュエーション」「ライティング」の3つに分かれる。
ポーリングレートは、125〜8000Hzの範囲で7段階から選べる。公称のレイテンシーは平均0.39ミリ秒とされており、「完全に押し込んだときの応答性」を取るか、「タイプ(入力)の安定性」を取るかを決める「デッドゾーンの切り替え」も、同じ画面で設定可能だ。
アナログ入力ならではの機能として、WASDキーをゲームパッドの左スティック、QキーとEキーを左右のトリガーとして扱うエミュレーション機能も用意されている。
ラピッドトリガーは、感度を「1.0mm(低)」から「0.1mm(高)」まで0.1mm単位で指定できる。同時押し時の挙動を制御する「Snap Tap」は最大4組まで登録可能で、Fnキーと左Shiftキーの同時押しで切り替えられる。
アクチュエーションポイントは0.1〜2.8mmの範囲で、0.1mm単位かつキーごとに調整できる。Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzは範囲が「0.1〜4.0mm」という設定なので、ストロークに合わせて設定範囲は狭まっている。
キーを離したときに特定のアクションを実行する「Snap Flex」、押したときにアクチュエーションを起動して離すとリセットする「連続高速トリガー」、移動キーのペアを優先する「デュアルキー入力優先」も、同じ画面で設定可能だ。
発光は「Razer Chroma RGB」準拠で、LEDの輝度や効果を変更可能だ。
今回紹介したRazer Huntsman V3 Pro Low-profile Tenkeyless 8KHzは、先にリリースされたRazer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzの競技向きな機能をキープしたまま薄型化を実現している。違いはキーストロークが約2.8mmになったことに集約される。
価格差も直販ベースでわずか1000円なので、実質的にキーストロークの好みで選べるようになったといえる。
強いて本製品の注意点を挙げるなら、アクチュエーションポイントの可変域だろう。本製品の場合、物理的に押し込める可動域が浅くなり、アクチュエーションポイントの上限値が2.8mmとなる。「深めのアクチュエーションで誤入力を抑えたい」という人は、Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzを選んだ方がよさそうだ。
ロープロファイルのキーボードを探していて、なおかつ競技向けの機能を落としたくないなら、本製品は一押しである。
超高速ゲーミングキーボード「Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHz」を試す ラピッドトリガー×8000Hz応答で“勝ち”をつかめる
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