44mmモデルのディスプレイは、約1.47型で480×480ピクセル(327ppi)のSuper AMOLEDだ。ピーク輝度は3000ニトに達する。
実際に使ってみても画面は非常に明るく、直射日光の下でも表示をはっきりと読み取れた。屋外で時刻や通知を確認することが多い人にとって、この明るさは安心材料になるだろう。
常時表示(AOD)もオンにして使ったが、見え方で特に気になる点はなかった。就寝中は、おやすみモードを有効にしておけば画面表示が消えるため、まぶしさに悩まされることもない。
防水・防塵(じん)性能は5ATMとIP68に対応し、米軍規格のMIL-STD-810Hにも準拠する。手洗いや雨程度であれば、気にせず使えるだろう。
OSがWear OSなので、大まかな使い勝手はPixel Watchと変わらない。アプリはGoogle Playストアから追加できる。Pixel Watchを使った経験があれば、操作に戸惑う場面は少ないはずだ。
ベースはWear OSなので、操作感はPixel Watchに近い。上から下へのスワイプで設定メニュー(左)、下から上へのスワイプでアプリ一覧(中央)、右から左へのスワイプで各種タイル(右)が表示される音声アシスタントにはGoogleのGeminiを採用し、手首を上げて話しかけるだけで呼び出せる「上げて話す」機能にも対応する。ただし、筆者が試した範囲では反応がいまひとつだった(使い方に問題があった可能性もある)。「OK Google」と呼びかけた方が、反応はよい印象だ。
なお、音声アシスタントはGeminiの他、SamsungのBixbyも選択できる。
Pixel Watchとの違いを大きく感じたのが、通知の表示方法だ。通知は、ホーム画面で左から右へスワイプすると表示される。ただし、1つの画面に複数アプリの通知が並ぶのではなく、アプリごとに画面を切り替えて表示する仕組みになっている。
複数のアプリから通知が届いていてもアプリ単位で整理されるため、どのアプリに何件届いているかを把握しやすい。これはこれで便利だ。
一方で、ジェスチャー操作と組み合わせると不便を感じる場面があった。Galaxy Watch9では、親指と人差し指を2回つまむ「ダブルピンチ」で通知を次へ送れる。ところが、メールの通知を読んでいるときにダブルピンチをすると、次のメールではなく、次のアプリの通知に移ってしまうのだ。
片手がふさがっていて、メールを1件ずつジェスチャーで確認したいような場面では、やや残念なポイントだ。ダブルピンチには「Pixel Watch 5」も対応しているが、それと比べると、Galaxy Watch9ではダブルピンチを活用できる場面が少ない印象を受けた。
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