東京電力の他、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、九州電力が90%を超える見込み。需要がピークとなる時間帯は北海道電力を除き、14時台だ。
7月12日(金)の需給率は、東京電力が94.3%と最も高い。これは最大需要電力が7月11日(木)と比較して300万kW伸びると予測したためだ。最大供給力を予定ベースで90万kW高めて対応する。九州電力の92.3%の他、中国電力と北陸電力、関西電力、中部電力も90%台となる見込み。需要がピークになる時間帯は北海道電力の16時台以外、全て14時台である。
7月11日も全国的に猛暑が続いたため、3日連続で記録を更新した電力会社もある。北海道電力と東北電力、中部電力を除く6つの電力会社で、今年の最大需要電力を記録している。東京電力は今年初めて5000万kWを超えたものの、昨年の記録は下回った(16時台、5036万kW)。北陸電力(14時台、495万kW)、関西電力(16時台、2619万kW)、中国電力(15時台、1004万kW)、四国電力(15時台と16時台、495万kW)、九州電力(16時台、1457万kW)である。九州電力の需給率は93%台だった。
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