希少性の増したプラチナグレードの取得要件としては、以下の3種類の閾値を設定することとして、閾値Aの適用を原則とする。
すでに政府や業界の調達目標が設定されている製品については閾値Aを適用し、その目標以上にGX製品を調達している社はGX需要創出に積極的だといえるため、プラチナグレードの取得となる。
字義どおりの公的な調達目標でなくとも、政府の検討会等において公的に示された供給目標等から、機械的に数値目標を試算可能な場合には、これを閾値として活用する。
現時点、全ての製品において政府や業界による調達目標やこれに準じる数値目標が存在するわけではないため、各業界においてなるべく早期の目標設定が期待される。現時点でAの要件が設定できない製品については、代替要件として閾値BやCの適用を認め、BとCではBが推奨される。
閾値要件B(排出量削減率)を適用する場合、GX製品・サービスの調達による当該企業の排出量削減インパクトを評価するために、GX製品・サービスにより削減される各Scopeの排出量に占める当該製品を調達した際の排出量削減率を計算する。例えば、製品を作る際にグリーン鉄を使用した場合、通常の鉄からグリーン鉄への置き換えにより削減しうるScope3カテゴリー1排出量を計算する。
また閾値要件C(GX製品投資額割合)を適用する場合、全社売上原価に占めるGX製品・サービスの調達金額の割合を計算する。
閾値の要件としてのB・Cは、基本となるAの代替要件として設定するものという位置づけを踏まえれば、B・Cの閾値の設定水準は、Aの閾値の設定水準と同等かそれ以上とする必要がある。
経産省事務局で「Aの閾値の水準で該当製品を調達した場合に、BとCそれぞれの閾値に当てはめるとどのような数値になるか」という考え方に基づき試算を行ったところ、図5のような結果となった。これにより、緩すぎず厳しすぎない閾値として、50パーセントタイル値(中央値)を採用することとした。
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