過ぎた栄光を人生のピークにするなんて、もったいないことなのです。
本連載は、イノベーション・クリエイターの千田琢哉著、日本実業出版社刊『ギリギリまで動けない君の背中を押す言葉』から編集転載しています。
踏ん切りが付かず、いつまでも行動を起こせないことがあります。
でも、「前例がないと不安」「過去の栄光にしがみつきたい」「世間体を捨てられない」「どちらを選べば良いか迷う」よりフライングしてでも「早くスタートする」人が成功するのです。
一歩を踏み出すために必要なのはほんの少しだけ勇気。3300人のエグゼクティブと1万人を超えるビジネスパーソンたちとの対話の中から、また流動性が高く、短期間で成果を求められるコンサルティング業の中から著者が得た知恵を元に、一歩を踏み出すための勇気を与え、背中を押す101の言葉からいくつかを紹介します。
過去の栄光を手放すと、
その10倍の栄光がやってくる。
「過去の栄光」がどうしても忘れられない君の背中を押す言葉
ほとんどの人たちが中途半端なそこそこの成功をピークに、人生を下り坂にさせてしまう。
結構優秀だった人たちがパッとしない人生で幕を閉じていくのは、過去のちっぽけな栄光にしがみつくからにほかならない。
成功者たちの共通点は、過去の栄光をあっさり手放すことにある。
MITの博士号を取得した原子核の研究者が、それをあっさり捨ててビジネスの世界に飛び込んだ。ビジネス業界に強烈なインパクトを与えた日本人、大前研一氏である。
夢を実現させたかったら、最初に過去の栄光を捨てる。
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