大阪市、市民が内容を選べるメール配信システムを構築

大阪市は、情報の内容を市民が選択できるメール配信システムを6月中旬から運用する。

» 2009年06月02日 08時45分 公開
[ITmedia]

 大阪市は、市民が受信した内容を選択できるメールマガジン「大阪市メールマガジン」を6月中旬から本格運用する。同市およびメール配信システムを納入したエイケア・システムズが発表した。

 大阪市メールマガジンでは、コンサートなどのイベント案内や、観光スポット情報、チケットプレゼント案内、講座案内、市有不動産の売却情報といった内容を市民が自由に選び、PCと携帯電話で受信できるのが特徴。西区および中央区、淀川区、住之江区、旭区では、各区独自の情報も選択できる。

サービスイメージ

 同市では、インターネットを活用した市民への情報伝達をスムーズに提供する目的で、コンテンツマネージメントシステム(CMS)を導入済み。エイケア・システムズは、CMSと連携するメール配信システム「MailPublisher X」を納入した。同社は、職員が複雑なメール配信設定を行う手間がないといった点が同市に受け入れられたと説明している。

 MailPublisher Xは、配信遅延率が0.2%以下で、NTTドコモとau、ソフトバンクモバイルへの配信にも対応した大企業向けメール配信システム。サントリーや大塚商会、エプソン販売などでも利用しているという。

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